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飯野和好さんのプロフィール

いきなり登場の飯野さん!
いったいこの姿は・・・!?!

どの本を手に取っても間違いなしの痛快絵本ばかり。選ぶのに迷ってしまう宝の山です

白い花・・・月見草の精のお話です
清吉と暮らしすことになった美しい娘月夜(さよ)

夫婦になった2人。清吉の歌う馬子唄が
せつなく聞こえるストーリーです

歌うは浪曲、手にはカンカラ三線・・・これって、缶が胴体になっている三線の一種だそうです。
戦時中にアメリカ軍から支給された缶詰を使って作ったのが発祥との事。沖縄の楽器ですね。

手拭いで、下駄の鼻緒を紡いでみたり・・・
でも手ぬぐいの色が変わると、ちょっと変わってきます

妖術使いとの対決!
カメムシの臭さにも負けずに大活躍。
経を唱える声に思わず会場も忍び笑いの
渦に包まれました

ででん、でん、でん・・・
何やら昔懐かしい太鼓の音、
お祭りや縁日、昔は紙芝居でも
こんな音で客寄せしてましたっけ

懐かしい響きです

同中合羽に身を包んで
ノリノリの姿に会場はびっくり

実は入り口にもちょっとした工夫が・・・‼
何だかお茶と和菓子が出てきそうな
嬉しい演出です

絵本作家

小さいころ、ちょっと妄想癖のある子供だったとの事。
秩父の長瀞生まれの飯野さん。竹を担いで運んだり、
沢でも良く泳いで遊んだそうです。
自然にあふれた今も美しいところですよね。

飯野和好さん痛快絵本ライブ!

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。

時間の流れを感じさせない圧巻の絵本ライブで、七転八倒、
最初は遠慮がちの会場の笑い声も、
時間とともに爆笑の流れとなりました

三度笠をかぶった旅装束は”ねぎぼうずあさたろう”そのものです。主人公のあさたろうは秩父出身。困っている人を見るとほっておけない義理人情にアツい性格。
1947年、埼玉県秩父市生まれ。長沢セツモード・セミナーで水彩、風俗イラストレーションを学ぶ。主な絵本に「わんぱくえほん」(偕成社)「ハのハの子天狗」(ほるぷ出版)「しゃべる詩・あそぶ詩・聞こえる詩」(冨山房)「そうじき」「あるのかな」(すずき出版)「妖怪図鑑」(童心社)「あくび」(文渓堂)「むかでのいしゃむかえ」(福音館書店)などがある。「ちいさな山神スズナ姫」(富安陽子/文 偕成社)など「小さなスズナ姫」シリーズで第11回赤い鳥さし絵賞、「ねぎぼうすあさたろうその1」(福音館書店)で49回小学館児童出版文化賞。本の制作以外にも、舞台人形デザイン(結城座)、絵本読み語り講演、ブルース・ハーモニカ奏者としてのライブ活動などで活躍中。神奈川県在住。

月見草・・・
黄色い花と思っているでしょうが
実はその昔は白い花もあったとの事。

暗かった会場が、一転、明るくなったと思ったら
”やぁーととっ やぁーととっと”
講壇からいきなり舞台の端まで飛び出して!?

絵本の取材に行くと、
鉛筆書きで絵を描いていく飯野さん。
あさたろうの旅日記ですね

きゅうべぇ・・・

妖術使いの後は
今度は炭焼き・・・。
”くろずみ小太郎旅日記”の登場です

懐から出したのは火打石
縁起物で、出かける際に危ない事や
危険な目に合わないように送り出すともいいます

改めて笑いがこみ上げる会場は長蛇の列でした

紙芝居の客寄せではなく・・・
今度は弁士の活躍

3/20(日)
大田文化の森ホール にて
絵本作家”飯野和好さん痛快絵本ライブ”が開催されました

自前の三度笠を脱ぐと、今度は手ぬぐい・・・
頬かむりするとさてどじょうすくい・・・
いえいえその動きは見事な立てさばきでした

ライブが終わると外はもう真っ暗。
遅い時間にも関わらず、サイン本には一冊つづイラストも添えてくれる飯野さん
たくさんの人が集まった会場は、息つく間もなく、笑いの渦に包まれ、余韻が残ります。

痛快絵本ライブの名前の通り、衣装からも切符のいい飯野さんの人柄があふれていて
笑いが絶えず、人情味たっぷりの主人公と、ホロリとさせるその心意気に
もう一度・・・イヤ何度でも味わいたくなる、充実した時間でした。

盛りだくさんのライブの後は、絵本のサイン会…

沢の水をくむのは子どもの仕事。
ちぃ、ちぃと鳴くのはメジロです。
川の水は本当に澄んでいておいしいのです。

行ってらっしゃい・・・
いや、これにて終了のご挨拶

会場のスタッフも和の雰囲気をかもし出して、何だかタイムスリップしたみたい
粋な着物姿で、飯野さんのプロフィール紹介を始めます

でも、実はけっこうお茶目で天然・・・可愛い奴です
必殺技は、”ねぎ汁”。
この”ねぎ汁”けっこう曲者で、目や鼻に入るとしみてとても辛いんです。
3連休の中日の夜、大人だけではなく、子どもたちの姿も見られました。
会場に並べられた書籍を手に取って眺めたり、楽しい時間が待ち遠しいです。