高橋公美先生のプロフィール

素話実演 みるなのくら、さんびきのこぶた、こぶじいさま

出典は沢山の絵本が出ています。
人形も、ひっくり返しておばあさんになったり、
今回は登場しませんでしたが、パペットもありと、様々です。

<第2部・お話会>
1.参加型すばなし「石のスープ」
2.ブラックパネルシアター「じごくのそうべえ」(山王小 本の花束)
3.朗読劇「あかずきん」(人形:馬込図書館所蔵)

         

2/7(土)
大田区民ホール アプリコ小ホールにて
”スキルアップのためのお話会”が
開催されました。

<第1部・ストーリーてリングについて>

素話の実演を混ぜながらのお話に、興味がわいてうなずいてしまいました。
覚えるのはちょっと苦手と思っていても、実際の素話を聞くとその面白さにどんどん引き込まれて
テキストや、参考図書も教えていただいて、自分でも何かやってみたくなりました。

「マーシャとくま」

第2部のお話会は、観客の方に舞台に登場してもらう参加型の素話「石のスープ」や、
「本の花束」さんの、ブラックパネルシアター、
会場が真っ暗になって、一味違う趣です
朗読劇は「あかずきん」誰もが知ってるけど、やっぱり楽しい人形を交えた朗読劇
どれも楽しいものばかり・・・

人形は図書館でも貸出ししていますが、ちょっと敷居が高いという方は、本日のお土産の指人形でも、小劇場が楽しめるかも…!?

テープレコーダーで繰り返して聞くのではなく、日々変わっていく自分を繰り返し声に出して行くとイメージができていきます。

毎日がライブ・・・昨日と今日と明日の話は違います。
覚えたことを声に出して練習を重ねると、変わっていく自分が育って行きます。できれば人に聞いてもらって温めた話を聞いてもらって下さい。話すと語りの違いが、だんだんと沁み込こんでいきます。

見るのも楽しいですが、参加してみて舞台に立つのも、思った以上に盛り上がり
楽しさ倍増でした。振り付けも声もちゃんと届いて、観客も大喜び

読み聞かせボランティア交流会「ヒッポ」

1988年川崎市多摩区に「読み聞かせボランティアMENDORI」という絵本の読み聞かせを中心としたグループを設立、足かけ20年近く活動に取り組んでいる。現在、稲城市にお住まいで、地元の稲城市では図書館ボランティア「ひよこ」の顧問もされている。「MENDIRI」の活動を始められたのとほぼ同時期に、ストーリーテリングをはじめ、東京子ども図書館18期お話しの講習会の修了生でもある。赤ちゃんを含む親子から高齢者の方まで幅広く、本の楽しさ・お話の暖かさを届けようと現在も精力的に活躍中。
ヒッポの読み聞かせ基本講座および実践講座講師。たくさんの経験に基づいたお話と軽妙な語り口で大変好評

誰もが知っている赤ずきんのお話も、人形がコミカルに動くと楽しくてのめりこんでしまいました。

「あかずきん」

最初に、前回の基本講座の折に頂いていた質問へのQ&A
お勧めの読み聞かせのサイトや、読み聞かせの絵本の紹介
また、BGMについてや、出典(出版社など)の紹介など、
簡単ではありますが、時間を頂きました
特に、現物の加工に関しては、著作権の問題もありますので
前回同様、出版元への問い合わせの必要性など
お話会の基本的なルールなども、アドバイス頂きました。

今回は2部構成の講座です
第1部はヒッポ講座ですっかりおなじみの高橋公美先生・・・
ストーリーテリングを中心に、お話会の楽しさをじっくり教えてく頂きます
もちろん、実演も‼

講師:高橋公美氏
次回講座は、3/7(土)
図書ボランティア、読み聞かせボランティアのための学校図書館フォーラムです お楽しみに~♪

当日の配布資料
①読み聞かせボランティア交流会「ヒッポ」スキルアップのためのお話会
②同上、第2部プログラム
③読み聞かせボランティア交流会「ヒッポ」ご案内
④2分の1成人式をお祝いしよう!
⑤図書ボラ、読み聞かせボラさんのための学校図書館フォーラム!
⑥ことばで奏でる音楽界
⑦読み聞かせボランティア交流会「ヒッポ」アンケート
⑧大田区立図書館所蔵 児童財産リスト
 (ビックブック、大田他紙芝居、組み木、パネルシアター、他)

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直線上に配置

絵本と違って目に見えない語りの世界は、想像力を育てます。
物事を何でも受け入れるのは難しいけれど、その気持ちを持つ事、受け止め様とする事が心を育てて行く事にもつながります。
人とかかわりを持ちつつ、時には1人になって、ゆっくりとした時間を持地ましょう。自分で考えるという大切なひと時です。

グリム童話のような昔話や、アンデルセンのような創作童話、お話の中で8割は昔話です。
お話は、語り手だけでなく、聞き手がいて初めて成立するもの。人前で声を出せるように沢山の練習をして、イメージを作りましょう

物語を覚えるのは苦手と思わないでください。
覚えることは暗記ではなく、物語を自分の中でしっかり消化して伝えていく事。その気持ちが大切なのです。

最後におまけで、素話「こぶじいさん」を実演してくださった高橋先生
ほんとに盛りだくさんで、まだまだたくさんの引き出しを開けたくなるひと時でした
参加型のす話は、会場も一体になって楽しめましたし、ブラックパネルは暗い中で浮き上がる登場人物たちが目に鮮やかで印象的でした。
みんな知ってる赤ずきんは、人形の動きがコミカルで、わかっているのに最後までお話にのめり込んでしまいました。

まだまだ奥の深い読み聞かせの世界、次回がますます楽しみです。

はじまるよったらはじまるよ~♪
小さいお友達、お待たせしました。
さあ、お話会の始まりです。
思いっきり楽しんでくださいね

地獄の様子が怖いと思ったら、思いの外楽しいお話で、会場にも笑い声が・・・

会場が暗くなると、ブラックライトに照らされた蛍光色登場人物たちが怪しく光ります

「じごくのそうべえ」

参加型素話は、会場の方にも何人か舞台に上がって頂いて、お話の中の登場人物として、役をこなしていただきます
当選者した(最前列の方々ですね)のは、千両役者の方々です

「石のスープ」

どんなお話がいいのかしら・・・
もちろん、参考になる資料は沢山ありますが
選び方はそれぞれ。人によって異なります。

無理せず、自分が良いと思う事
それが自分の中で育って行って、
声が音になり、自分の耳に聞こえて、
自分の言葉になっていくのです

何も持たずに生の声でお話を語る
元々は囲炉裏や暖炉の前など
コンパクトな形で始まったものです